数理を楽しむ 漸長図 (29) 大圏距離の距離分割 - 別法 古墳巡り
9月7日
昼前、屋外の鉢物に、水遣りをしていると、同級生にして大家が「おい、今日天気が良いからドライブに行かないか」というので、「付き合うか」と返事をする。午後一時からということになった。
時間に合わせて行くと、一冊の本を手渡され、何処に行くか決めようという。近いのは、「宇土」当たりの前方後円墳だが、そちらは、「行橋市」ではなく北九州市寄りなので、資料には記載が無い。
資料の表紙には、
「行橋市図書館開館10周年記念 郷土史ガイド」 行橋いいとこ、見~つけた !! (2001年3月15日 刊行)
とある。 頁を繰り、ドライブの順番が巡りやすい方が良いがと考える。 「3.今に残るいにしえの軌跡」が目に留まり、更に頁を繰る。
「新田原の方に、隼人塚古墳が在る。そこにまず行こう!」と決める。 カーナビだけでは心許なくスマホの助けを借りて行くが。難航した。
やっと辿り着くと、どうやら、民家の敷地内に在るようだ。 まさか、ドヤドヤと踏み込むわけにもず行かず。ウロウロしていると、隣家の方が、口添えして下さり、見学する事が出来た。
この様な時に、デジカメを忘れているのである。 同級生の撮った写真である。説明書きは、あまりにも「無残」である。風化が進み、大風が当たれば、剥離した物は、やがて吹き飛ばされて読むことが出来なくなるであろう。悲しいことである。
次いで、石並古墳(20号墳)に向かう。此処は周防灘沿いに散在する稲童古墳群とも称される。此処の説明書きは設置されてからそれ程経ていないのか綺麗である。
最期は、「椿市廃寺」に向かう。 此処の説明書きも傷みが激しい。 研究者間で注目を集めてきた遺跡でもあるため、一帯を「公園化」する計画があったようだが、その後の進展は不明である。
大急ぎで巡った感があるが、2時間コースである。折しも「行橋の街の歩き方」等のイヴェントが行われているが、「説明書きの傷み」などに気づく「歩き方」であって欲しいものである。
そして、何時もの「数理を楽しむ」をどうぞ!
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