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2023年1月16日 (月)

倒れた友人からの連絡  梻(シキミ)を使っての杖作り

最近は、買物を別にして、外に出る機会が増えた。

1月10日
 昨日、かつて「鉱泉水」を汲みに一緒に行った友から連絡があった。
 20リットルも入るポリタンクを受け取りに来るという(この事は、昨年に連絡をし、此方から出向いて返却するつもりでいたのであるが)。

 彼は、倒れ一時期半身不随になっていたのである。しかし、リハビリに励んでの効果も現れ、杖に頼っての事とは言え、歩行することが可能となった。

 私は、てっきり奥方が運転して来るとばかり考えていたので、近くの店の駐車場に赴いた。彼が「前のところで」というので、「以前のところで」と解釈したのである。
 少し遅れて出たので、もう着いているかも知れぬと急いだのであるが、車は無い。暫くすると、連絡があり、話していると「前」とは、「家の前」という意味だったのである (*´∀`*)。
 急ぎ戻ると、彼自身が運転しており、奥方の姿は見えない。奥方殿は、前の道は狭く、「怖い」のだそうであるが、彼一人で運転して来るとは、想像もしなかった。
 ポリタンクは、後部座席に乗せ、「youme タウンに買物に行くので、付き合え」と言う。 ついでにと、奥方から頼まれたのであろう。道すがら、その後の話を聞くと、いつ頃か訊かなかったが、「国東(クニサキ)」まで、自身で運転して行ったとの事であった。横に奥方が居たのか否かも尋ねなかった。
 駐車場で車を降りたのであるが、以前より足取りはしっかりしているので、「杖は要らなくなったのか」と問うと、「アッ、要る要る」と車に忘れた杖を手にする。当初使っていた杖とは違う。
 「百円市」で買った物だそうである。「此れなら忘れても惜しくは無い」と笑いながら言う。
 奥方に頼まれた物を買い求めながら、その後の「食生活の管理」が覗える。 買物を終え、私も久し振りに「youme タウン」を覗くので、新鮮な気持ちで種々のコーナーを観ながら「コーヒー・ショップ」を目指す。
 此処で暫く世間話をしながらコーヒーを飲む。やがて席を立ち、会計を済ませて再び車中となり、私は送ってもらった。彼も、より回復するだろう。

1月13日
 「眠られぬ夜のために」という言葉があるが、今日(金曜)朝6時に起床した。そして、昨年台風で倒れた「梻」から切り取った枝を乾燥・修正していた物を取り出し、樹皮を簡単に削り剥がした。
 かつて「ナンテンの木」を用いて作成したが、「梻」の方が、綺麗な色合いに出来上がった。樹皮を削り取るだけで、目的の作業の8割は終わる。 この木の持つ独特の香りを嗅ぎながらの作業であるが、樹皮に覆われていた分乾燥も十分ではない。更に乾燥させ、繊維に緻密さを与え、剛直さを与えなければ完成とは言えない。「ナンテン木の杖」は、そこまでになった (*´∀`*)。


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 室内に取り込んだ、ハイビスカスは、今年もこの様に開花して、楽しませてくれた。春には、鉢替えをしなければならない物もある。その時がまた楽しみである。

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