「分かれても」 Forget-Me-Not
男女を問わず、古希を過ぎ、75歳になられる方々は、次のような事件をご存じだろうか。
かつて、友人宅を訪れた際に、手にし読んでいると、その友人が、「気に入ったら貸してやる」と言ったので借りたのだった。大学ノートに、書き写し、つい先頃、そのノートからワープロで改めて打ち替えたばかりだ。日記の部分は今回は割愛させていただいて、「遺書」の部分を掲載させていただこう。
とある方の言葉に拠れば、「人は二度死ぬ。一度目はその死に因り、二度目はその人を記憶している人が皆死んだ時に・・・」とのことだ。
私のこの一文が、このワープロ文書の一文が、多くの人の記憶を呼び覚ます事が出来るでしょうか。
彼女の冥福を祈って、合掌。
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